ＣＯＭＰＬＥＴＥⅣ
□第９８話
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ヒューズ「こっちですヨー」
中和史「よっと」
"抜け道"とやらをどんどん登っていく４人。
甲土「しかし道全然見えないようなものなんですが～…？」
大上「正直何も知らない人はこの道通ったら逆に危ないですね！」
中和史「大上さん元気だからか知らねェが、笑顔で言う事じゃねーよそれ…」
大上「あはは！すみません」
甲土「でも、それじゃあこの道のりのどっかに誰かいて動いてたらヤバいなぁ～…」
大上「ですね！無事を祈っときましょうっ！」
ヒューズ「ムゥ！？」
３人「！？」
先頭を歩いてたヒューズが妙な言葉を発する。
ヒューズ「これは…"誰かがいた跡"ですね。草や葉が掻き分けられた跡ですネ」
中和史「掻き分けられた？ずいぶん乱暴な跡だな…」
甲土「乱暴な…って事は誰だろう～？」
大上「でもでも、猛スピードで突っ切った感じですよ？乱暴で片付けていいんでしょうかね？」
中和史「そうだなぁ…だがしかし、この事態で走り回れる奴…か」
跡をじっくりと見つめる４人。
ヒューズ「でもここでボク達が立ち止まっていてもしょうがないです。行きましょうネ」
甲土「あ、は～い」
中和史「悪いヒューズさん」
大上「行きましょう！」
そして更に進んでいく４人だが…。