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□第215章
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ある日の練習終了後…。



落徒「今日も疲れたあ」


米田「嘘つけ」


落徒「いや、精神的に。何でも良いから腹に入れたいな、うん」


陸田「それはあるや」


木附「コンビニ寄ればいいじゃ〜ん」


落徒「コンビニ人いっぱいいるからなぁ」


西野「(主に、ウチの学校で遅くまでやってる部活の人達でなぁ(^^;))」


陸田「まあいいじゃん行こう」


落徒「金使いたくねーのに食べ物ある所行くのもなぁ」


陸田「何言ってんだよ( ̄□ ̄;)
部活終わったら、こんな夜遅くに運動してお腹空かせて自転車こぐ機会なんて無いだろ!」


落徒「そういうの物凄くどうでもいいよ(´д`)」


暦石「ていうか何でいきなりそんな話?」


米田「来ねーなら子川って呼ぶぞ」


落徒「なΣ(゜Д゜;)」

子川「…は?」


矢部「残念な扱われ方されてるでやんすね」



(そして・・・。)



米田「到ー着ッ!」


落徒「(何か元気だなこのオッサン)」


いつもに比べるとやけに強引な米田を怪しがる落徒。まるで坂城だし…。


米田「コツコツ貯めたポイント券でくじ引き出来るんだぜ」


陸田「あぁー、そーいやそんなのあったなぁ」


落徒「…………」


そんな理由かいと黙る落徒。


そしてまあコンビニに入る3人。


明坂「あーお腹空いたぁ」
稲村「疲れたしね」
新谷「冷たい物食べたいかなっ」


蛹「ミルク飲まんと(・ω・´)」
十河「家で飲めよ( ̄□ ̄;)」
措定「腹減っタ」


落徒「お、割と1年や2年がいる」


店内を見渡して落徒が一言。


白石「お〜、皆も買い物かぁ?」


台場「練習後はやっぱり食べてかないとなぁ」


落徒「正達は本当にコンビニが似合ってるな…」


白・台「!?」


輝「そんなこと言っちゃ失礼ですよ落徒さん」


倉刈「地味に酷い人だよね…」


本田「(皆そんなもんだろぉ)」


落徒「あれ?(・_・;)君達も買い物?なんか珍しくない?」


珍しいからか割と他人行儀。


諸星「モヤシの奴らにおれが食事指導〜!!」


落徒「(食いしん坊なだけだろ!( ̄□ ̄;))」


輝「ちょ、諸星さんモヤシは失礼ですよ!!」


倉刈「いつもそんなこと思ってたんですか…」


本田「(そんなこと言ったら俺達だって諸星さんのこと「デブ」…)」


どっちもどっちじゃないかこいつら( ̄― ̄;)




明坂「ふふっふ〜ん、ふーふふふふ〜…
・おにぎりツナマヨ
・おにぎりシーチキンマヨ
・おにぎりシャケ
・おにぎり牛めしおむすび
・納豆巻き
・手巻おにぎりツナマヨネーズ
・菓子パンメロンパン
・菓子パンチョコレートパン
・菓子パンいちごジャムパン
・シュークリーム
・ホイップロール
・カツサンド
・玉子サンド
・ジューシーハムサンド
・ベーコンデミたまバーガー
・ツナ&タマゴサンド
・味噌汁豆腐ワカメ
・味噌汁長ねぎ」

米・落・陸「買い過ぎッッ!!( ̄□ ̄;)



カゴにサクサク入れていく明坂に3人のツッコミが入る。



明坂「あ、先輩方も買い物ですか?」


諸星「ま、そんなもんよ!」


米田「練習終わりの買い物にしては多過ぎだろ!大家族か!」


輝「す、凄いですね〜…」


明坂「ありがとうございま〜す!」


輝「べ、別に、お礼言われるようなこと言ってないですよ」


倉刈「1人分とかちょっとさすがに贅沢過ぎるでしょ…」


本田「(内臓脂肪ヤバイんじゃないかぁ?)」

↑ 失礼


米田「つーかあれ?新谷もそれはくじ引き用?」


新谷「あ、はい」


蛹「何騒いでるんスか?」


十河「公共の店っすよ」


輝「あ!それもそうですね!他のお客さんに迷惑じゃないですかボク達!!」


本田「(何を今更)」


陸田「(ミルクティーやら紙パックにストロー刺して飲むのはいいんだが、蛹は何で牛乳なんだ)」


落徒「お前らは普通なのな」


措定「何がですカ?」


諸星「野丸いねーぞ?」


十河「ですよね」


本田「(後輩にバカにされる野丸……)」

↑ あまり人のこと言えません。


米田「明坂の見てみ?」


措定「あー休み時間とかよく食ってる話聞きまス」


落徒「(何で2年生が1年生の休み時間の様子知ってんだ?)」


本田「(オレ達と違って、1〜2年生達は仲良いんだなぁ)」


一概には言えないような気はするが…( ̄― ̄;)



カランカラ〜ン!!



米田「ん?」


輝「この音は…?」


倉刈「も、も、も、もし…や…!!」


「おめでとうございま〜す。1等賞で〜す」


新谷「やった〜!!」


稲村「さすがだなぁ」


米田「は?」


陸田「もしかして…くじ引きの?」


新谷「はい!1等賞の東海地方各県名物の食べ物詰め合わせです!」


米田「まじかよ!(゜Д゜;)俺も狙ってたのに」


倉刈「(う…羨ましい…!)」


輝「?」


何かがっついてる感じの倉刈に輝は首を捻る。


落徒「(つーかくじ引きって狙うもんだったか?)」


十河「新谷また当てたんか?」


新谷「あ、はい」


米田「また?」
倉刈「(また!?)」


新谷「はい、私結構運の強さのバランスが悪くて」


本田「どういう意味なんだぁ?」
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