PUROKENSHIX

□第129話
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朝霧「…ど、どうして岩下さんがここ二軍の練習場にいるんですか?ま、まさかの二軍落ち?」


岩下「はあ?お前球界投手四天王の俺をなめているのか?」


朝霧「い、いや、別にそういうわけじゃないですけど…だからこそ、何故なんですか」


その通り。球界投手四天王の実力を持つ岩下哲也が何故二軍に…。


岩下「……球界投手四天王は、個人タイトルを獲得する選手によく使われる。最優秀防御率・最多勝利・最多奪三振(奪三振王)・最優秀投手・最多セーブ投手・最優秀中継ぎ投手だな」


喜田「(…野手の場合は、首位打者・最多本塁打(本塁打王)・最多打点(打点王)・最多盗塁(盗塁王)・最多安打・最高出塁率…だっけかぁ。野手はポジションたくさんだから、球界投手四天王みたいなのは無い…んだよな)」


岩下「…それじゃ、俺が去年取ったタイトルは?」


朝霧「最多奪三振の奪三振王…」


岩下「……だが、最多セーブは取ることが出来なかった」


朝霧「!!」


岩下「カイザースのストッパーとして屈辱的な出来事…並びにあってはならない事態」


朝霧「(た…確かに…猪狩カイザースはそういう球団だ)」


岩下「…挙げ句、簡単にケガして戦線離脱だ」


朝霧「け…ケガ!?ど、どこ…を…?」


岩下「全治2週間の捻挫」


朝霧「…えΣ( ̄□ ̄;)
(何か微妙なんですけど)」


失礼です( ̄― ̄;)そりゃあ、深刻なニュアンスだったけど。
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