PUROKENSHIX
□第130話
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カキイイインッ!!
『行ったアァア!!サヨナラツーランホームラァーン!!!パワフルズ5番バッター東條小次郎、試合を決める一打を見事放ってくれました!!』
百瀬「おぉ〜…凄い…」
嘉川「これでチームも3位に浮上、か。今シーズンなかなか好調だな」
頑張パワフルズの寮内のTVにて、一軍の試合を見ている二軍の選手達。
屋留「この東條って人凄いねぇ」
百瀬「…同じチームの選手だよ〜?( ̄□ ̄;)」
何だか他人ごとのように感じている屋留。
屋留「まあ一軍が調子良ければ人気球団化してくだろうし」
百瀬「そう簡単に行くかは分からないけど…そもそもパワフルズは固定ファン多いじゃん元から」
屋留「固定ファン?元から?」
嘉川「昔は強豪球団だったが、ここ数年は低迷。その昔の影を追ってくれているファンがずーっと支えとるっちゅう話じゃ」
屋留「おぉ〜、ファン様々で〜すね」
嘉川「…というわけで、最近はFCイベがそこそこ増えてきたわけなんじゃが」
屋留「FCイベ?何それ?寿ちゃん」
嘉川「ファンクラブイベント。、パワフルズのファンクラブにわざわざ入会している人の為に交流企画やら何やらをやろうということじゃ」
屋留「へー」