小説。
□ギフト
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僕といっちゃんがおうたのも、ほんの偶然やった。
一番に僕の印象に残ったんはあのオレンジ色の髪。
僕の髪の色は銀色。
名前の通りや。
けど、いっちゃんの髪は、太陽の色、そのままを映し出したような明るいオレンジ。
始めは興味に引かれるがまま、肩書きだけの恋人になった。
最初は嫌がっとったで??
「なんでお前と俺が付き合わなきゃなら無んねぇーんだよ。」
そう言う取ったけど、多分いっちゃん気ィ付いてへんやろなぁ…。
そん時のいっちゃん、めっちゃ顔赤かってん。