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□Φ相互イラ
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週末の秋葉原。

「買いもん行くから先輩もついて来い」
のクルル君の一言で今に至る。

僕なんて機械のことは分からないから、彼の買い物に付き合っても役目はないはずだけど・・・
それでも、僕を誘ってくれたのは嬉しい・・・///

クルル君は僕のちょっと前方を歩いている。

それにしても、いくら週末といっても人が多すぎやしないだろうか。
何か行事でもあったのだろうか?

「わっ、ごめんなさい」

僕としたことが人にぶつかってしまった。

「先輩」
「?」

見るとクルル君が立ち止まって手を差し伸べている。

「??」
「はぁ。先輩空気読めよぉ」

そう言って僕の手を強引に握り締めると、またスタスタと歩き出した。

「ク、クルル君?」
「こうしたほうがいいだろ?」

少しだけ後ろを見て

「こん中で迷子になられたら面倒だし、妖しい奴にあんたを浚われたら困るしなぁ・・・」

「そっか・・・///」

君のその何気ない行為・・・
とっても嬉しいよ。

僕は彼の大きな暖かい手を、
強く握り返した。




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