故郷想いて、

□4・とりあえず、お昼ご飯食べましょう
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話し合いの結果清正さんと暮らす事になった私だけど、生活用品とか後で買い出し行かなきゃ。服や下着も必要だし。


「もうお昼の時間ですね。清正さん、とりあえずお昼ご飯食べませんか?」

「昼?俺は元々食べん」

「え!?そうなんですか?」

そっか、昔は2食だったっけ?

「俺の事は気にするな。お前の時代では普通何だろう?」

「はい、今は3食です。ではすみません。少しいただいてきます」


私だけ食べるのも何だか気が引けたけど、朝バタバタしてたのでお腹が空いた。












まぁ軽めに済ませようと思って、フレンチトーストを作った。食パンも牛乳もあったし…。


「清正さん、お茶は飲めますか?」

私が食べている間、清正さんはテレビを見ていた。(リモコンの使い方教えた)
説明している時へぇとか不思議だなとか口にしていた。テレビの仕組みを聞かれなくて良かったとホッ…!


「あぁ貰おう」

良かった!!お茶は飲める!!

「清正さんのいた時とちょっと味が薄いかもしれませんが、緑茶です」

「・・少し薄いが、悪くはない」


お茶も出し終え昼食を食べているとふと視線を感じた。見上げれば清正さんがこちらを見ている。厳密に言えば私が食べているフレンチトーストをだ。そう、、不思議なものを見るように。


「?どうかしましたか?」

「お前が食ってるそれ...














食い物か...?」









初めて聞いた!フレンチトーストを食べ物か?って聞く人。
まぁ戦国武将だし初めて見るのも無理はない。


「ちゃんとした食べ物です。小麦粉を醗酵させて高熱で焼いたものを牛の乳と甘味料、卵で潜らせて焼いたものです」


説明的には合ってるよね・・?


「少し食べてみますか?」


聞いてくるって事は少なからず興味があるって事で、清正さんに進めてみた。












「・・・・・甘い・・」



だと思います!!慣れてない人には特に


「不思議な触感だが美味い」

「色々と慣れた頃にまた作ります」












昼食も終わり一段落付いたので



「清正さんお買い物に行きましょう」








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行きながら説明しますね。

私の側を離れないで下さいね


やはり外は危険なのか?戦が無いとは言っていたが・・


ち、違います!私が言ったのは車とか、えっと鉄でできた塊で速度が速く人を乗せて遠くに運んでくれるものが外にはいっぱいありますので・・

・・あぁそう言う意味か










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