戦国話

□1.To the past,trip!!
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『…』

『……』





ザワザワ





『な、なにココーー!!?』


目が覚めたら突然に知らない林の中にいた。
昨日は普通にベッドで寝てたハズ…?
自分の部屋、家どころか外まで来ちゃったよどんだけ寝相悪いんだ自分!とツッコミを入れながら取りあえず周辺を見回す。






ザワザワ…

ザザっ……





周りは耳が痛い位にシーンっとしている。
時折風で揺れる木々が怖い。段々と不安になってきた。





『怖っ!寒っ!』




周りを見渡せど、草!木!林!みたいな
こう、科学的?物理的?現代的な物が一っっ切なく、それこそ田舎のおばあちゃんの所に来た感じ…にしては雰囲気がリアルだ



「私何か悪いことしましたか?」
っと問い詰めたくなる





 





少し冷静に考えてみようと、今日自分の取った行動を思い出して見る


『今日はお休みで別に行くところも無かったし、ましてや彼氏なんかもいないから家でゴロゴロしてよう…』



ヤバい!何だか悲しくなってきた!っと自己嫌悪に陥ってみる

自分の記憶には問題はない
問題なのは今のこの状況
何処なのか、何で自分はこんな所に居るのか



孤独と不安が押し寄せる


膝を抱えてその場に座り込む
暖かくて良かった、と呑気に考えていたら眠気が来た

ー私、肝っ玉太いなー


意識が途切れた









      To the past, trip!



ふぅ、忍びも楽じゃないねぇ…
ん?
……女の子?

大丈夫かい?

大変だよ!急いで家に帰らなきゃ!


 
 

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