10/17の日記
21：45
呼び名 1880
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「山本武、なんでここにいるの？入っていいなんて言ってないんだけど」
不機嫌そうな声で投げかけられた言葉
「細かいことは気にすんなって！」
お得意の笑顔でかわされてしまっては雲雀も次の言葉を出しにくい
「それよりさー、フルネームって呼びにくくね？」
呼ばれるたびに思っていたこと
そんなに頻繁に呼ばれているわけではないのだけれど
「何て呼ぼうが僕の勝手でしょ」
「まぁそうだけど…でもオレ的にはやっぱ…な」
「何」
言葉を濁したところを聞いてくる
わかっているくせに
雲雀らしい
「あー…やっぱいいや」
「武」
突然呼ばれたことに体をびくっとさせた
そして次の瞬間には赤面
「って呼ばれたいんでしょ？」
口の端を少しあげて、意地悪そうに笑ってみせる
その表情に山本の顔の赤さは増す
「気が向いたら呼んであげるよ、山本武」
ある日の応接室での出来事
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２人とも偽物…！
山雲書くハズだったのに雲山に…
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